よくある質問
- 協議会への参加は、どのような手続きになるのですか?
- 特別交付税の補てんとは、どういうものですか?
- 協議会に参加する場合、なぜ市町村と社会福祉施設が一体となって入会しなければならないのですか?
- 奨学金を出して介護福祉士を派遣されても、直ぐに辞めてしまう場合は、奨学金が無駄になると思うが、この場合は補填されるのですか?
- 年間2万円の事務経費及び370万円の奨学金の中味について説明してください。
- 卒業した学生は、5年間施設で働いてもらえるのですか。
- 正会員と学生のマッチングはいつ、どのように行うのですか。
協議会への参加には正会員としての参加と賛助会員としての参加があります。
① 正会員
2年後に卒業する留学生を受け入れる希望の社会福祉施設とその市町村が一緒に参加する意思を事務局に連絡することでなれます。この場合に市町村は、参加に当たって年間2万円の事務経費と1人あたり年間370万円の奨学金を9月までに予算措置することで、申し込みください。なお、この市町村が奨学金として予算措置した費用については、一定額特別交付税で補填される見込みです。
② 賛助会員
賛助会員は、正会員同様に市町村と社会福祉施設が一緒に申し込みいただきますが、卒業生の派遣はありません。協議会としての情報提供のみ行う会員ですので年会費5,000円(通信運搬費)でなることができます。
毎年12月分の算定要領に、「留学生の支援のために行う事業に要する経費があること」との記載で、財政力指数に応じて0.8の額が補てんされるものです。要するに留学生の支援のために市町村が予算措置した額に対して最大8割が戻ってくるとお考えください。
前述のように、特別交付税の対象となるのは、社会福祉施設では対象とならず、この介護福祉士の不足については、各市町村共通の課題です。この解決を図るため、市町村全体の問題として取り組むためにも両者が一体となって進める必要があると思うからです。
現段階では、この事務局は、北工学園旭川福祉専門学校が担当し、東川町が全面的に責任を負うこととしており、就職後に、直ぐに辞めてしまった、或いは旭川福祉専門学校在学中に事情が生じて帰国したなどの場合も含めて、代替えなど事務局市町村が責任をもって対応する考えですのでご安心ください。
2万円の事務経費は、担当する職員の人件費や旅費、更には学生募集などに関する事務を処理するための経費として考えています。370万円の奨学金の内容は、授業料1,160千円・寮費828千円・生活費1,200千円・教材費及び実習費等152千円、資格取得費等360千円と見込んでいます。学生が、安心して勉強し生活費の心配をしないで学ぶ奨学金です。
卒業した学生は、国家試験に合格しなくても5年間社会福祉施設で働き続ければ、介護福祉士の資格をもらえます。就職ですから当然日本人と同じ賃金体系や待遇で働いてもらうものです。5年経過後も使用したければ、条件面などお互いに納得した形で雇用を継続することも可能です。
学生が各市町村及び社会福祉施設を実際に回って、施設との面談の中でお互いに気に入った所に決定しています。対象となる学生を全員バスで回っています。時期的には、5月の連休前後の日程で考えています。