よくある質問

Q. 外国人が介護福祉士になるための条件は?
A.

日本で在留資格「介護」を取得するためには、特定技能で働きながら国家試験合格で介護福祉士資格を取得する方法と、旭川福祉専門学校の介護福祉科のような養成施設において専門の学習と実技を取得し、国家試験に合格する方法があります。国家試験に合格するためには、日本語レベル2級程度の実力がなければ難しく、実際の国家試験の合格率も外国人の方が合格する率は4割程度です。

現在、旭川福祉専門学校など養成施設で学ぶ学生は、卒業後5年間介護福祉を実施している施設で勤務することで、「介護福祉士」の資格を国家試験に合格できなくても取得できる特例制度が実施中ですので、皆さんが資格者となることができます。

Q. 協議会の奨学生になる条件は?
A.

本協議会の奨学生となる場合の条件は、下記の3点が主なものです。

① 日本語の実力がJLPTのN2レベル同等以上又は、日本国内で日本語の教育を1年以上勉強し、N2同等以上の実力のあると認める方。
② 養成施設で2年間学んだ後、5年間は本協議会の会員市町村内にある施設で5年間日本人と同じ条件の中で就職することが可能である方。
③ 介護福祉士を目指して、②の条件を確実に守ることができる意思の強い方。

Q. 日本語レベルがN3なのですが、介護の勉強は無理ですか?
A.

介護福祉士となることを前提として、日本語レベルがN2に満たない方については、1年間に限って本協議会の奨学生とは別に東川町が定める奨学生(授業料及び寮費について無料、ただしその他の生活費は自己負担)として東川町立東川日本語学校で勉強した後、協議会の奨学生として全額無料で2年間の介護福祉の勉強をすることが可能です。

Q. 協議会の奨学生は全額無料ってどんな経費が対象なの?
A.

介護福祉士として奨学生になれば、2年間の学校で勉強に必要な費用全てと、朝晩の食事付きの寮費が全額交付されます。この他に、平日の昼食代や日祭日の食事代、寮費とは別の光熱費及び健康保険料など、生活に必要な費用について現金や東川町内でのみ使用できるポイントカード併せて1カ月108,000円(N2以上)/78,000円(N3以下)分が2年間交付されるので、安心して勉強に専念することができます。

Q. 今現在、日本の日本語学校に通っていますが、卒業後協議会の奨学生として介護福祉士の資格を取得して就職したいのですが、日本国内からの応募はできますか?
A.

日本に滞在し、日本語学校を卒業後に希望する方でも日本語レベルが問題なければ可能です。現在通学している学校を通じてでも、ご本人直接でも構いませんのでご連絡ください。面接等実施により合否を決定します。

Q. 海外から応募したいのですが、どこに連絡すれば良いのですか?
A.

海外の連絡先は、中国・台湾・韓国・タイ・ベトナムなどは提携している事務所がありますので、そちらを通じてご相談ください。それ以外の国は、できるだけ日本語の通じる方を介して協議会事務局へご連絡ください。

中国

名称中国事務所(上海道草文化傳播有限公司)
TEL+86-152-0181-1993
Eメールyouxue_higashikawa163.com
URLhttp://www.daocaojp.com

台湾

名称台湾事務所(新高通顧問股份有限公司)
TEL+886-2-2516-6806
Eメールhokkaido.studygmail.com
URLhttp://www.snark.com.tw

タイ

名称タイ事務所
TEL+662-430-6150
Eメールhigashikawa.thgmail.com
URLhttp://higashikawa-th.com

韓国

名称韓国事務所(EJC外国語学院)
TEL+82-31-239-0500
Eメールejchappynaver.com
URLhttp://blog.naver.com/ejchappy

ベトナム

名称ベトナム事務所(KYODAI株式会社)
TEL+86-24-3748-1779
Eメールstudyinjapankyodai.vn
URLhttp://www.kyodai.vn
Q. 協議会の奨学生として応募したいのですが、卒業後5年間も同じ施設で働かなくても良い方法はありませんか?
A.

協議会の奨学生は、全額各会員市町村が奨学金を負担しているため、5年間同じ施設で勤務していただくことが条件であり、それができないのであれば協議会の奨学生になることはできません。

この他に、一部の費用について奨学金を受けて介護福祉士の資格取得を目指すのであれば、養成施設である旭川福祉専門学校へ直接お問い合わせください。

Q. 介護福祉の勉強をする旭川福祉専門学校って、どこにあるの?
A.

北海道のほぼ真ん中、札幌に次ぐ人口の旭川市から15kmの距離にある、東川町という町に位置します。夏は暑く冬は雪が降る四季の明確な穏やかな地域で、人口8千人余りの町にあります。勉強するには非常に適した町で、旭川空港まで車で10分程度ですので東京まで1時間半、札幌までは陸路で1時間半程度です。主産業は農業でおいしい米の産地です。東川日本語学校と旭川福祉専門学校併せて常時300名の外国人が滞在する町でもあります。

Q. 学校を卒業後5年間の就職となっているが、場所はどこになる?
A.

学校に入学してから、概ね5月までの間に会員市町村の町や施設を見学して回ります。

その中で、自分の気に入った場所の希望と、受け入れ側の施設とのマッチングによりお互いに希望が合えば取り合えず仮に決定とします。その後も、3回の実習の間に施設で実際に働いてもらい、お互いが希望の変更がなければ本格的な決定となります。

北海道内の施設で働くことは、基本的に都会とは違いのんびりと、地域の人との関りをもって過ごせるライフスタイルになることが一般的です。

Q. 介護福祉士の給料や手当はどのくらい?
A.

お答えするのは、非常に難しいものがありますが、一般的なところでお答えすると、年収ベースで基本給や夜勤や各種手当を含めて月額22万円程度とすると税金や保険料等で約4万円を控除されると手取りで月額18万円くらいですが、これに寒冷地手当や賞与・処遇改善手当などを含めると、年間収入で約330万円、税金など控除されて手取りの年収は270万円程度でないかと思います。これは、あくまで1例でありこの額を補償するものではありません。

Q. 介護福祉士になれば、いつまで日本にいられますか?
A.

介護福祉士は、在留資格「介護」として認定された資格です。5年ごとの更新により特別の理由がない限り日本国内で働きるづけることができる資格です。また、1度取得した資格は、日本の施設で働くことを希望する場合の資格として有効です。

Q. 介護福祉の勉強をするのに外国人として不安があるけれど大丈夫?
A.

協議会の介護福祉士養成施設である旭川福祉専門学校では、介護福祉人材育成のための専門授業をしています。また同校の日本語学科とあわせて、東川町立日本語学校もあって、専門課程の前の準備学生として、日本語教育もうけることができるため、教育面に関してのご心配はないと思います。

Q. 普段生活する寮と学校は近いの?
A.

寮は町の中心部近くにあり、学校は4kmほど離れた場所に位置します。この間は学校が所有するバスにより無料で送迎しており通学の心配はありません。寮での生活は、朝晩の食事付きで買い物もできる他に、生活に必要な設備は全て整っています。家具や自炊用品を別に準備する必要はありません。春から秋までは自転車が各自に貸し出されるので、自由に活動することができます。ただし、毎日の昼食と日・祝日の食事はないため、自分で準備する必要があります。その分毎月の生活費として、108,000/78,000円分現金と町内で使えるユニバーサルカードポイントで交付されるので、安心して勉強に専念することができます。